先週に引き続き 2月だけのお点前「大炉」のお濃茶のお稽古です。
「大炉」は玄々斎宗匠が 囲炉裏から考案されたもので
裏千家独自のものだそうです。
一番寒い2月に炉を大きくして 暖まっていただこうという心遣いを感じます。
この大炉は お点前が逆勝手になるのも特徴です。
普段と足さばきが逆転し、袱紗も右側につけます。
逆勝手の特徴として
・袱紗を右につける
・足さばきが 左右逆になる
・建水を右手で持って入る
・柄杓を左手で蓋置に置く
・袱紗を右手で取り右膝頭でさばき、お茶碗も右膝頭で清める
・釜の蓋を開ける時に畳の縁の中へ動かす(大炉)
・建水に捨てる時に左右交互に捨てる
・お茶入れの蓋を茶碗と膝の間に置く
・お茶を左手でお出しする
・建水を持って帰るときに左手で持ち 立つまで左腕を曲げたままにする
立ってからは腕をのばす
(お客様から建水の中が見えないようにする)
などがあります。
茶花は 数寄屋侘助・トサミズキ
お菓子は「菜の花」でした。
黄緑と黄色のきんとんで粒あんを包んであり 薄ピンク色の蝶々の飾りがついていました。
まだまだ寒いのですが 春を待つうきうきした気持ちが表れています。
お茶杓のご銘として 禅語から「喧風」を使わせていただきました。
「喧」は あたたかいという意味があり 「喧風」で 春の風という意味だそうです。
新春という言葉通り 年が明けると一気に春に向かっていく感じがします。