5月からは風炉のお点前になります。
畳に炉をきっていたのを普通の畳に換えます。
お釜の位置がお客様から遠い位置になって
夏のお点前であることを感じます。
平点前は最も基本のお点前で、棚なしの運び点前のお稽古でした。
① 水指を右側に置いて茶道口に座り、ふすまを開けて、お辞儀をします。
② 水指を持って入り、風炉の横に中心を揃えて置きます。
③ 右手に棗、左手に茶碗を持って入り、水指の前に置きます。
④ 建水を持って入ります。風炉のお点前ですので、襖は開けたままです。
⑤ 鏡柄杓をして蓋置を取り、柄杓を置きます。
⑥ 建水を上げて居住まいを正します。
⑦ 茶碗を右左右と3手で扱い、膝正面に置きます。
⑧ 棗を右手で上から取り、膝と茶碗の間に置きます。
⑨ 棗を清めて水指の左前に置き、茶杓を清めて上に置きます。
⑩ 茶筅を棗の右横に置き、茶碗を少し手前へひきます。
⑪ 袱紗で釜の蓋を開けて蓋置に置き、袱紗を建水の後ろに置きます。
⑫ 茶巾を取り出し、釜の蓋の上に置きます。
⑬ 茶碗に湯を入れて置き柄杓で柄杓を置いて、茶筅通し(2度上げ3度打ち)をします。
⑭ 湯を捨てて茶巾で清めて茶巾を釜の蓋の上に戻します。
⑮ 茶杓を持ち、お菓子をすすめてお茶を2さじ入れます。
棗の蓋は茶碗の右斜め前に置きます。
⑯ 水指の蓋を3手で開けます。
⑰ 下から柄杓を取ってお湯を茶碗に入れ、残りの湯を釜に返し、切り柄杓をします。
⑱ お茶をたて、正面をまわしてお出しします。
⑲ 正客が一口飲まれたら帛紗を腰につけます。
⑳ 茶碗が戻ったら右手で取り、左手で扱ってから膝前正面に置きます。
㉑ 湯を入れて捨てます。
おしまいの挨拶をいただいたら返答して水をいれ、茶筅通しをします。(1度上げ2度打ち)
㉒ 茶巾・茶筅を茶碗に入れて茶杓を持ち、建水をひきます。
㉓ 茶杓を清めて茶碗に置き、中仕舞いをします。
㉔ 袱紗を建水の上ではたいて腰につけます。
㉕ 釜に水をさし、柄杓を左手に持ち替えて、右手で釜の蓋を閉めます。
㉖ 水指の蓋を閉めます。
お点前はここまでで、お道具の拝見の所望があれば お出しします。
最後は主客総礼をしてふすまを閉めます。
茶花は 紅シラン お菓子は「流し笹」でした。
単衣の着物は6月と9月といわれますが、
5月でも ほとんどの方が単衣を着ておられるようにお見受けします。
それでも薄物は7月8月で 袷の生地を単衣に仕立てるというところに
日本人の四季に対する意識の高さを感じます。